移住候補地として気になる自治体をチェックしています!
今回は広島県にある安芸太田町について紹介します。
(筆者あきらが最終的に移住する町です。)
安芸太田町の特徴
山県郡安芸太田町は広島県の西側に位置しており、山口県や島根県まで車で1時間もあれば行くことができます。
さらに、広島市内中心部へも1時間もかからずに行くことができ、
町では「都会に近い田舎暮らし」をコンセプトに移住者誘致に力を入れているのが特徴です。
人口は5,906人、世帯数は3,097世帯となっています。(R3.07末現在)
なお、人口および世帯数については年々減少傾向にあります。
移住支援について
各自治体、特徴のある移住支援を設けています。
たとえば、移住者にお祝い金を支給したり、空き家の改修のための補助金があったりします。
それでは、安芸太田町の移住支援について見ていきましょう。
移住者向け補助金制度
安芸太田町では移住者向けに様々な支援制度を用意しています。
・子育て世帯定住応援制度
子育て世帯定住応援制度では、40歳以下の夫婦もしくは12歳以下のこどもが同居している世帯に対して最大100万円の住宅取得補助金や上限75万円までの改修補助金を支給しています。
・定住促進奨励制度
45歳以下の方が町内に家を購入した場合、固定資産税の2分の1以内の金額を補助する制度です。
・40歳未満限定通勤者補助事業
町内に在住しながら、町外へ通勤する18歳~39歳の人に対して通勤補助を支給する制度です。
居住地から片道20km以上30km未満の場合は年間で30,000円、片道30km以上の場合は年間60,000円が最大5年間も支給されます。
・ペレットストーブ等購入促進制度
ペレットストーブや薪ストーブを新たに購入設置する際に上限20万円までを補助する制度です。
ただし、本体購入費および設置や配管に係る経費の3分の1について補助されます。
空き家バンク制度
町内に移住を検討している方は安芸太田町の空き家バンク制度を利用することができます。
空き家バンクの利用には登録(無料)が必要となり、役場の担当者に申請を出さなければなりません。
町内には約15軒(R3.8.18現在)の空き家が登録されていますが、時期によっては30軒近く登録されていることもあります。
木のプレゼント事業
町内産の木材を使用して木造住宅を新築した場合、木製家具等のプレゼントがあります。
最高200,000ポイントまで交付され、交付されたポイントを利用してカタログから好きな木材を選ぶことができます。
お試し体験住宅
安芸太田町では1週間15,000円で町内暮らしを体験することができます。
さらに、生活に必要な家電もついているため、ほとんど手ぶらで宿泊体験ができます。
町内には2つの体験住宅があり、1つは洋風なイメージの住宅、そしてもう1つは古民家を改修した住宅です。
農園もついているため、農業体験もできるのが魅力です。
移住する前に実際の町の雰囲気や環境を肌で感じることは非常に大切です。
1週間宿泊してみて、気づくことがたくさんあると思います。
※ちなみに私はお試し体験は利用していません。
町民向けの制度
安芸太田町には移住者支援以外にも特徴のある制度があります。
たとえば、子育て制度や医療支援など、内容は自治体によって様々です。
それでは、安芸太田町の子育て支援や医療支援について見ていきましょう。
子育て支援
安芸太田町では町内の保育園、認定こども園または幼稚園に通う場合、第2子以降の保育料、幼稚園授業料、さらに幼稚園給食費が免除となります。
また、町内には2つの子育て支援センターがあり、育児相談や親子あそび教室などが開講されています。
さらに、すこやか相談では保健師や栄養士、歯科衛生士による相談も行っており、充実した子育て支援が用意されています。
医療支援
小学1年生から満18歳に達するまでの間、1日500円の自己負担で医療が受けられます。
さらに、乳幼児についても生まれてから6歳までの間、同様に1日500円の自己負担で医療が受けることができます。
移住先ランキングで常にトップ10入りしているところと比較すると、まだまだなのかな?と思われるかもしれません。
たとえば、島根県の吉賀町であれば医療費が全額免除されるという制度があります。
しかし、医療負担が1日500円というのもなかなか充実している制度だと思います。
まとめ
広島県の西側に位置している安芸太田町は広島市内まで車を使って30分ほどで行くことができます。
雄大な山々に囲まれており、広い農園がついている家がたくさんあります。
「都会近くの田舎暮らし」をコンセプトにしているように、少し移動すれば必要なものはすべて手に入ります。
そのため、「便利な田舎暮らし」を求める方にはおすすめの町です。