移住候補地を探していくなかで、とりあえず人気の都市を見ていきました。
岡山県総社市は移住先ランキングでも常に上位にランクインしている都市の1つです。
今回は移住候補地だった岡山県総社市について紹介していきます。
総社市について
人気がある岡山県総社市ですが、どのようなところなのでしょうか。
総社市の人口と世帯数
人口:69,739人
世帯数:28,940世帯
移住・定住プログラムのおかげで「岡山県で人口が一番増えているまち」となっています。
都市部からのアクセス
都市部からのアクセスも良く、東京から新幹線で3時間12分、新大阪からだと45分です。
もちろん、自動車でも高速を使えば2時間程度で大阪まで行くことができるため、最近流行りの週末田舎暮らしやワーケーションとしての利用もできそうですね。
気温、気候
平均気温16.5度で比較的温暖な気候が特徴です。場所によっては雪が降ることもあるようですが、豪雪ということはありません。
公共交通機関と施設
公共交通機関については3路線7駅と比較的充実しているほうだと思います。
病院や診療所は総社市内に43施設もあるため、十分な医療を受けることが可能です。
また、保育園は13園、幼稚園は16園、認定こども園は2園と子育て面においても心配する必要はなさそうです。
学校については、小学校が15校、中学校が4校、高校が2校と、教育機関にも恵まれています。
移住、定住支援について
移住先として人気の高い岡山県総社市ですが、どのような移住、定住支援があるのでしょうか。
そうじゃお試し住宅
1泊から可能な「そうじゃお試し住宅」が移住・定住の大きなきっかけになっています。
総社市に1泊することで、町の雰囲気や環境を肌で感じることができます。
移住する前に実際の生活感を体感することができるのは利点ですよね。
補助金、助成金について
移住・定住支援に関しては主に3タイプの助成金プログラムが用意されています。
定住促進助成金
移住のお祝い金として10万円が支給される他、浄化槽設備の工事や住宅購入、家財片付け費用に関する助成金が用意されています。
商人(あきんど)応援事業補助金
空き家を利用して新たに事業を始められる方向けに最大50万円の応援金が支給されます。
空き家リフォーム助成金
リフォーム費用として最大30万円が支給されます。
移住を検討する際にほとんどの方が移住、定住支援について確認されると思います。
もちろん、移住支援の充実さだけで候補地を選ぶべきではないと思います。
ただし、せっかく移住するのではあれば、支援制度を上手く利用することがおすすめです。
総社市の場合、空き家改修については他自治体よりも金額が控えめかもしれません。
しかし、定住お祝い金制度があったり、開業される方向けの応援事業が充実していたりなど、特徴あるプログラムが用意されています。
おかやま昭和暮らしプロジェクト
高齢化が進む北部昭和地区で活動する移住支援団体です。
東日本大震災後に総社市に移住した方達が地元市民団体等と連携し、
移住を考えている方の地域とのご縁作りや空き家紹介のコーディネートを行います。
移住に関する不安も先輩移住者がアドバイスで解消してくれるのが特徴です。
市民向けの制度
教育体制について
「子育て王国そうじゃ」の支援体制を設け、市内の保育所待機児童数はゼロです。
また、幼稚園・小学校・中学校が連携し一貫した英語教育を行う英語特区もあり、教育制度は完備しています。
求人、雇用状況について
高速道路、JR、空港の利便性が高く中国エリア、四国エリアの
物流拠点となる施設や食品製造工場が総社市に
急速に進出しつつあり、求人情報が多くあるのが特徴です。
交通の便について
岡山市・倉敷市と隣接するエリアで公共交通は全3路線が通りアクセスが良いばかりでなく、
市内を300円で移動できる予約型乗り合いタクシー「雪舟くん」もあり、
高齢者の方の通院、こどもの塾の往復などに使うことができます。
まとめ
人気移住先として常に上位にランクインしている岡山県総社市について紹介してきました。
特徴のある移住支援が用意されていたり、保育園や幼稚園、さらに教育機関も多くあり、子育ても安心できる環境が整っていると思います。
さらに、市内に1泊体験できるプログラムもあるため、
一度、町の雰囲気を体感してみることをおすすめします。